愛って、矛盾にしかないものなのかもしれないなぁなんてぼんやり思ったりしました。
わたくしの娘もお陰様で春から5年生です。家族には迷惑をかけますが、私にとっては自慢の可愛い娘で、その娘が初めてわたしにクッキーを焼いてくれました。
これが、絶妙に香ばしい(火が通りすぎた)のだが、それが、どこか懐かしくて、昔、今みたいに洋菓子が身近でなかった頃、知り合いのおばさん達が焼いてくれたクッキーの香ばしさと、甘さ控えめさ、カリントウに近いよな、そんなクッキーの味でした。
プロには出せない、脳を刺激される美味しさを感じて、なんだか、いろいろと自分が子供の頃を思い出したりして、不思議な感覚にしてくれるクッキーでした。
娘が先日、10年後の自分に書いた手紙の話をしてくれました。能やそろばんは何歳まで続けましたか?どんな暮らししてる?お母さんと飲みに行ったりしてますか?お母さんを絶対嫌いにならないって約束したけど守れている?お母さんと暮らしてくれる人じゃないと結婚なんてしないって決めてるけど、お母さんの事大事にしてくれる人を見つけてください。お母さんをらくさせる為に一緒に働いてくれる人を探したいですね。
って書いたよと話してくれて、わたしは泣いてしまったわけです。
どうか負担になりませんように。
私はあなたが楽しく生きられればそれだけで十分だ
かなり満足している。
この子は6年前にこの村に来てから同じ事を言っていて変わらず私を愛してくれる。勿論わたしも彼女を心の底から愛している。
それでも、矛盾もある。
あなたといると体が休まらない。
でもあなたがいないと心が休まらない。
最近体が不調で、苦労しているとそんな矛盾に苦しむ。
体を休めたくて遅くにかえる事にしようとしたりしてもついつい会いたくなって、9時までに帰る!ってれんらくしちゃったり、逆に会いたいけど、辛すぎて遅くまで働いてかえったり。
でも彼女はわたしが世界でいちばん彼女を愛していることを知ってるから、問題なんかないのかなって、気楽にかんがえることにする。
ただ、元気で優しい子でいてくれればそれでいいからね。
でも勉強頑張って欲しいな…あなたの将来のために…
こうやってまたひとつ矛盾が生まれていく(笑)
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